企業名
株式会社 メディアテック
掲載誌
報道ニッポン 2004年3月号
PROFILE
卒業後、外資系のコンピュータ会社に就職する。その後同業界の会社に転職し、経験と実績を積みながら資金を貯め独立を果たす。平成元年に現『メディアテック』の母体となる事業を創業、現在は制御・通信機器の組み込みソフト開発をはじめとし、業務アプリ開発など幅広い業務を手掛けている。

日進月歩のコンピュータ業界にあって制御・通信機器などのソフト開発を手掛ける『メディアテック』は、技術者としての信念と誇りを持って仕事に取り組んでいる。高度な技術とお客様第一主義を徹底する姿勢は同社の自慢だ。本日は俳優の大石吾朗氏が同社を訪れ、仕事は楽しみながらやるものだと語る大戸社長に、業界の現況や無限の可能性を持つ今後についてお話を伺った。

代表取締役
大戸 真日呂
●「難しいからこそやり甲斐がある」
 
仕事は目の前の目的を達成するためのものではなく、人生を楽しむためのもの

コンピュータのソフト開発を手掛ける『メディアテック』。同社の代表取締役を務める大戸真日呂氏は、「この仕事の一番の魅力は?」という質問に、「世界を舞台にするコンピュータ業界は、技術革新が激しい。そんな中で常に先を行くものを開発することは難しいことだが、それこそがこの仕事のやり甲斐なのです」と語り、仕事は人生を楽しむための手段だと目を輝かせた。

記事全文
大石: まずは、これまでの歩みからお聞かせ下さい。

大戸: 卒業後は、外資系のコンピュータ会社に就職しました。私が就職した年代は、外資系企業に就職するのがとても格好良く思えていた時代だったんです。しかし、その後勤務先で諸々の抗争が顕在化し始め、一部の先輩方が会社を飛び出してしまいましてね。それで私も一緒に会社を出たんです。その後同じ業界の中小企業に転職し、経験を積みながら資本を貯めて、平成元年に『メディアテック』を創設しました。

大石: では、この道一筋でいらっしゃるのですね。

大戸: ええ。これまで保守を手始めに、開発分野に携わってきました。入社当時はまだコンピュータが珍しかった時代でしたから、コンピュータの歴史と共に歩んできたと言っても過言ではありません。

大石: 独立されたきっかけは何だったのですか。

大戸: サラリーマンというのは、いつか定年がやってくる。しかし、私はいくら退職金や年金がもらえたとしても、細々と暮らしていくのが嫌だったんです。私は死ぬまで現役でいたいと。それには、自分で会社を興すしかないと思ったんですよ。

大石: ほう。では、御社の事業内容を教えて下さい。

大戸:大手企業から仕事を受注し、様々なソフト開発を行っています。制御機器・通信機器の組み込みソフト開発や各種専用機器の評価ソフト開発、及び評価作業。また、オープン系システム業務のアプリケーション・ソフトの開発など幅広く手掛けているんですよ。しかし、単にTechnical-skillという技術的な面だけでなく、Humanwareというメンタル的な面も重視していまして、お客様とのあらゆる場面で柔軟且つ的確に対応できる事を目指しております。

大石: 今やコンピュータがなければ社会は成り立たないと言っても過言ではありません。それぐらい私たちにとって不可欠なものですから、ソフト開発も今後ますますレベルが高くなっていくのでしょうね。

大戸: そうですね。ソフト開発にあたっては秘密事項も多いので、開発するときも受注を戴いたお客様のもとや決められた場所で行うことが多いんですよ。しかし、最近では中国でも開発を行っていましてね。中国には優秀な人材がまだまだたくさんいるのですよ。

大石: コンピュータ一筋、30年以上にわたって携わってこられたこの仕事の魅力とは何でしょう。

大戸: この業界は日進月歩で、技術革新のスピードが速い。でもそこが一番の魅力なんですよ。日本だけでなく、世界共通の仕事ですから、とてもやり甲斐があるんです。

大石: 独立されていかがですか。

大戸: 資金繰りは大変ですが、何にも縛られることなく自由に取り組めるのでとても面白いですね。しかし高度な技術だけでなく、スピードも必要とされる仕事ですから、納期に間に合わせるためには厳しいスケジュールのときもあります。とはいえ、いかなるときも信用第一。信頼関係を保つためには苦しいこともありますが、お客様のニーズに即応する会社であることを常に心がけています。

大石: 今後、コンピュータ業界はどのように変わっていくとお考えですか。

大戸 この業界はまだまだ進化し続けます。これからは目に見えないところまでもコンピュータ化されていくことでしょう。マイクロチップも今はまだ高価なものですが、そのうち安くなるでしょうし、いずれは人間までもコンピュータで管理される時代がくるかもしれませんね(笑)。

大石: お話は尽きませんが、最後に今後の夢をお願いします。

大戸: やはりこれからも仕事を楽しんでいきたいですね。働くことは、目の前の目的なのではなく、楽しく生きるための手段だと私は思っています。がむしゃらになって働くことが幸せとは限りません。気楽に、そして楽しみながら仕事することも大切だと思います。

大石: コンピュータは無限の可能性を持っているのでしょうね。しかし、その可能性を広げるのも御社のご活躍あってこそ。今後も期待しています!

●疲れたときも心強い味方が!?
お客様第一主義を徹底し、信用を築く
▼Q=品質・C=原価・D=納期の堅持と実践をモットーに掲げ、お客様のニーズに即応できるよう努力を重ねる『メディアテック』。その社長を務めるのが大戸真日呂氏である。
▼大戸社長は、毎朝6時半には出社してメールをチェック、その後午前中でほとんどの仕事を済ませ、午後からはいつでもお客様のもとへ伺えるように、スケジュールを空けておくのだという。というのも、お客様からいつ依頼が飛び込んでくるか分からないからだ。
▼しかし、企業の要とも言えるソフトの開発ともなると、信頼がなくては受注できないものだ。「この業界は信用第一です。品質も納期もお客様の信用を裏切らないよう、ご要望に即応する会社であることを常に心がけています」と社長は語り、お客様第一主義を徹底している姿勢を見せる。
▼納期に追われてしまい、スケジュール的に厳しくなることもあるそうだが、そんな疲れたときにいつもスタッフを励まし、癒してくれるのが同社の看板犬である“涼ちゃん”なのだそうだ。
▼屈託のない顔と優しい性格を持つ涼ちゃんは、疲れたスタッフの心の隙間にそっと入り込み、癒してくれるのだという。そんな温かい心を持つ涼ちゃんは、同社の心強い味方の1人(1匹?)なのである。